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ポーセリンアーティスト花島悦子の公式ホームページへようこそ

ポーセリンアートとは専用絵具を使い白磁器に手描きで絵付けを行い、窯で焼きつけて作品として仕上げるアートです。一般的にポーセリンペインティング(磁器上絵付)と呼ばれている工芸の一つの分野でもあります。印刷された転写紙をシールのように貼りつけて焼成する『ポーセラーツ(株式会社日本ヴォーグ社)』と似ていますが、「原則としてすべて手描きで絵付けをする」という点が異なります。

​このホームページを通じて、20年以上にわたる磁器絵付け指導経験から皆様のお役に立てるような情報発信を続けてゆきたいと思います。

​絵付けに係る日々の思いをつづるBlogページもぜひお読みください。

《2021年、近況報告とご挨拶》

2020年はCOVID19という世界的な災禍に見舞われ、多くの皆様同様に私の生活も変化を余儀なくされました。JPACの会長として4月に開催する予定であった『JPAC国際エキシビション2020』は中止となり、久しぶりに米国で教える予定となっていたセミナーも2020年、2021年連続でキャンセルになりました。

もちろん良い事もありました。私生活においては、思いがけなくたっぷりと与えられた時間を、長年、諦めていた様々な楽しみに使う事ができました。読書やプライムビデオ、YouTubeにはまり、少女時代に習ったピアノを再開し、かつての曲を再び弾けるようになりました。この経験を通じて、自分の人生の残り時間というものを真摯に考え直すことになりました。

JPAC(Japan Porcelain Artist' Club)の活動では、Zoomを積極的に使うことで、気軽にミーティングを行う事ができるようになり、ボードメンバーで新たに始めたZoomデモも、思いがけなく多くの方々の支持を頂くことができました。会の活動の可能性を広げる機会となったことは確かです。

IPAT(International Porcelain Artists & Teachers Inc.)の活動においても、Zoomデモがはじまり、私も講師を務めました。米国在住の生徒さん達と旧交を温め、リモートでの海外交流を楽しみました。

2021年1月からは日本のウェブレッスンサイト『miroom』でウェブレッスンを提供し始めました。長年、日本の『趣味の絵付け界』を牽引してきた原宿陶画舎が2020年に閉校したことを筆頭に、日本において気軽に『絵付け』をお習いできる環境が減りつつあることを憂えて決断したことです。絵付け初心者の窓口を増やし、絵付け人口のすそ野を広げることが今後の絵付け界の灯を掲げ続けるために、何よりも大切と考えています。『miroom』では絵付けに限らず様々なレッスンを月額2000円でお習いすることができます。是非、ホームページをのぞいてみてください。アドレスはhttps://www.miroom.in/です。『miroom』登録の際に、私の招待コードD229をお使い頂きますと500ポイント獲得できます。是非ご利用ください。

COVID19が、いつ完全終息するか先の見えない日々ですが、「終わらぬ夜は無い」事を信じて、自分にできることを粛々と続けてゆきたいと思います。

                               2021年4月

IPATの雑誌Porcelain Artist、2020年夏号の表紙に私の作品が採用されました。

IPATのzoomデモ終了後、このお礼状が送られてきました。私のデモの様子は、IPATのホームページで皆さん閲覧可能です。時差の関係で朝の6時から始まりましたので早起きはつらかったですが、Zoom ごしに久しぶりに米国の友達に会えて感激でした。

ステイホーム中の楽しみの一つはピアノ練習でした。

《花島悦子ポーセリンアーティストとしての軌跡(1995年頃~2019年)》

1990年代、一人息子が幼稚園に上がり、少し自分の時間が持てるようになったころ、軽い気持ちで始めたポーセリンペインティングでしたが、ここまで深くのめりこむとは想像もしていませんでした。

2002年に米国ロスアンジェルスで開かれた絵付けの国際大会に初参加し、思いがけず銀賞を頂きました。そこで目にしたダイナミックでゴージャスな絵付けの手法に強い衝撃を受け、アートとしてのポーセリンペインティングに魅了されるようになりました。当時、日本ではポーセリンペインティングは『食器の絵付』という考え方が主流でありましたが、私の中では『白磁にアートする』という感覚に置き換わりました。

その後、日本で学べる様々な手法の絵付けを貪欲に学び、子供の手が離れるにつれて、海外のスクールやセミナーにも参加するようになりました。海外の様々な絵付分野の先生を日本に招聘してセミナーを開催し、友人や生徒さんたちと共に多様な技術を学ぶようにもなりました。同時に国際的な絵付大会に積極的に出品し、数多くの賞を受賞いたしました。オファーを受けて、ゲストアーティストとして海外の絵付大会にご招待いただくようにもなり、そのようなご縁から、海外の絵付クラブのセミナーの講師としてのオファーも受けるようにもなりました。この間、2011年と2014年に日貿出版社から2冊の本を出版させていただきました。この前後の10年間は家庭と、仕事となった趣味の間を速足で綱渡りし続けているような、危ういバランスを必死で保つような日々でした。

こうして、ひたすら前のめりに走り続けてきた私でしたが、転機は突然訪れました。2016年2月、既にレギュラー講師となっていた米国の世界最大の絵付スクール『GA Seminar by the Sea』で教えている最中、それまで感じたことの無いしみじみとしたホームシックにかかりました。競争の激しい米国社会。スクールの講師としての地位は、スクールのオーナーが毎年、世界中から探してくる新人講師に常に脅かされ、そこを勝ち抜くために、だれにも負けない講師としてのパーフォーマンスを毎回、最大限に発揮していかなければならない厳しい現実。家族と離れ、セミナースタジオとして私にあてがわれた美しい海辺の貸別荘のリビングで、たった一人で大西洋のおだやかな波を眺めながら、休日にもかかわらずセミナーの準備をしているうちに何とも言えない虚しさ、寂しさがこみ上げてきました。その場にいるという事は、米国のトップのポーセリンアーティスト達と同じ土俵にたどり着くことができた証であり、私自身の夢を実現させた極みであったにもかかわらず。突然、神の啓示を受けたように『一度リセットしたい。』という気持になったのでした。既にその後数年間のオファーも受けていたのですが、全てお断りし、ここで一旦、海外転戦生活に区切りをつける決心をしました。

2016年は私にとって大きな転換点であったことは確かです。暮れには、25年暮らした埼玉県春日部市から東京都足立区に引っ越しました。その前後、息子の結婚、相次いで誕生した二人の孫。いつも私の夢を応援してサポートしてくれた両親も年齢を重ね、私は一家の主婦として、妻として娘として親として祖母として(!)、多くの時間を家族のために費やすことになりました。それは同時に、私の夢の実現を黙って応援してくれた夫をはじめとする家族への恩返しでもありました。

長年教えていた軽井沢や高崎の教室も、幸い多くの生徒さんが、巣立ちのレベルに達したこともあり、2017年をもって終了させていただきました。多くの自宅教室の生徒さん達にも巣立っていただきました。

こうしてやっと少し余裕らしき時間を持てるようになり、私を育ててくれた絵付け界への恩返しも込めて、大役を引き受ける決心が付きました。2018年の9月にJPAC (ジェイパックJapan Porcelain Artist's Club)の会長に就任いたしました。

気が付けば、還暦まであと数年となりました。今、振り返ると私は、体力と環境と運に恵まれて、絵付(ポーセリンペインティング)の世界において自分の夢を実現し、誰もが見ることができるわけではない世界を覗くことができたと感じます。私はその経験を世の中に正しい形でフィードバックしつつ、今度は若きポーセリンアーティストたちの夢を応援し、自分自身も新たなる高みを目指して日々精進してゆくことがこれからの務めであると思っています。(2019年4月 花島悦子)

『GA Seminars by the Sea』のおひざ元、夕暮れのタイビーアイランドの灯台。

スクールの休日、唯一の観光は海辺の散歩。

穏やかな大西洋を望む砂丘にて。

ミシガンセミナーではメアリーの家にホームステイ

極寒のシカゴセミナーの休日

2014年のIPAT大会ではゲストアーティストとして

世界のトップアーティスト達と肩を並べた。

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© 2019 by Etsuko Hanajima

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